会計の見方
会計タブの、見ただけでは分かりにくい所と、設定で変わる所をまとめました。
会計タブは4つの画面に分かれています。
- [会計ソフト入力]:1か月分(または入金1回分)の取引を、会計ソフトに入れる7項目にまとめる
- [経費内訳]:1年(12か月)の損益を科目ごとに並べる
- [商品月間売上]:1か月の利益を商品ごとに並べる
- [棚卸]:棚卸日の在庫の数と金額を出す
よくある質問の形でまとめました。上から順に読む必要はありません。
会計ソフト入力
[売掛金の増減]が大きな数字で出ます。売掛金の残高ですか?
残高ではありません。その月の入金額と、ほかの6項目の合計(売上から手数料などの費用を引いた額)との差です。
7項目を足すとちょうど入金額になるよう、差額をこの行に入れています。
入金額のほうが少ない月はマイナスになります。

[販売促進費]が経費内訳の[販売促進費 小計]と合いません
[クレジットカード決済分]を除いているためです。
会計ソフト入力の[販売促進費]は、経費内訳の[販売促進費 小計]から[クレジットカード決済分]を除いた額です。カードで払った広告費はAmazonの入金に出てこないので、7項目の合計が入金額と合うように外しています。
- [クレジットカード決済分]が空のうちは、2つは同じ額です。
- 入れると、経費内訳の[販売促進費 小計]のマイナスが大きくなり、[営業利益]が下がります。会計ソフト入力の数字は変わりません。

カードの下に「端数の寄せ:」という行が出ます
[入金ごとに分けて]のときに、1円の端数をどのカードのどの項目へ動かしたかの記録です。直す必要はありません。
例:入金2の「売上(税8%)」に -1円 と出ていれば、入金2のカードの[売上(税8%)]を1円減らした、という意味です。

会計ソフトへはどう入れますか?
[会計の単位]で手順が違います。[月ごと]は 会計ソフトへの書き出し(月ごと)、[締め期間ごと]は 会計ソフトへの書き出し(締め期間ごと) を見てください
[freee用のCSVを書き出す]のボタンが見当たりません
次のどれかです。
- [会計ソフト入力]以外の画面を開いている:ボタンは[会計ソフト入力]のときだけ出ます。
- 会計ソフトに弥生・マネーフォワードを選んでいる:ボタンの名前が[弥生用のCSVを書き出す][マネーフォワード用のCSVを書き出す]になります。
- [会計の単位]が[締め期間ごと]:表の上のボタンは出ません。締め期間の一覧の下の[チェックした N件を書き出す]で書き出します(会計ソフトへの書き出し(締め期間ごと))。
ボタンは出ているのに、押しても書き出せません
書き出しを止める理由があるためです。書き出しのボタン([freee用のCSVを書き出す]など)を押すと確認の画面が開きます。理由が1件でもあると、確認の画面の[CSVを書き出す]が押せません。理由は確認の画面に出ます。
よくある理由:
- 7項目の合計が入金額と合わない
- その月の金額がまだ確定していない(翌月4日以降に確定します)
- 勘定科目や税区分が空の項目がある
- 設定の勘定科目・税区分の表をまだ確かめていない(直すところが無ければ、設定>会計設定 の表の上の[この内容で決める]を押します)
- アプリがまだ仕分けできない取引がある(うまくいかないとき)
- 同じ分をもう書き出している
経費内訳
[クレジットカード決済分]だけ白い欄で、ほかの費用と違って正の数です
カードで払った広告費はAmazonの取引に出てこないので、この行だけ手で入れる欄になっています。
- 入れる額:カードの請求額を税込で、マイナスを付けずに入れます。
- 表の中では:[販売促進費 小計]と[営業利益]に、マイナスの費用として入ります。
各月の欄の右端に記号が出ることがあります。Amazon広告の請求書の合計と見比べた結果です。
- ✓:請求書と同じ額です
- +:欄が空です。押すと請求書の額が入ります
- ≠:請求書と違う額です。押すと請求書の額に置き換わります
- ?:Amazonの入金から引かれた広告費もある月です。二重にならないよう、額を確かめて手で入れます

[営業利益]が日利タブや商品月間売上と合いません
引いている費用の範囲が違うためです。
- 経費内訳の[営業利益](正式名「営業利益(Amazon内)」)は、Amazonの取引に出てくる費用と、手で入れた[クレジットカード決済分]だけを引いています。外注費・家賃など、Amazonの外で払った経費は引いていません。
- 日利タブは、設定>商品マスタの[その他経費](外注費・梱包資材)も引きます。
- 商品月間売上との違いは、商品月間売上 の[営業利益]の質問を見てください。
売上も原価も税込のままなので、消費税を含んだ額です。

[経費率]がマイナス%になり、[売上 小計]の行は100%を超えます
経費率は、その行の①[年計]を[商品売上](税抜きの売上)の年計で割った数で、②[経費率]の列に出ます。
- 費用の行は金額がマイナスなので、マイナス%で出ます。マイナスの幅が大きいほど重い費用です。
- [原価計]は、売上から引く額をプラスで出しているので、経費率もプラスです。
- [売上 小計]の行は税込なので、100%を超えます(税率8%の商品だけなら108%前後、10%の商品だけなら110%前後)。
- [粗利額(税込)]と[粗利率]も、税込の粗利を税抜きの売上で割るので高めに出ます。
- 率・在庫・入金ごとの額のように、12か月を足しても意味のない行は、年計・経費率を出していません。

表の上の[月]を変えても、経費内訳が変わりません
経費内訳は[年](事業年度)で決まる表で、その年度の12か月をいつも横に並べます。
[月]は[会計ソフト入力]と[商品月間売上]で使う選択で、経費内訳には関係ありません([棚卸]を開くと、[月]の代わりに[棚卸日]が出ます)。

商品月間売上
列の見出しの横に小さな丸が付いている列があります
丸が付いた列は、Amazonから届いた実際の金額ではありません。
- ①灰色の丸:商品ごとの額が届かないので、セール・クーポンに参加した商品の売上の割合で分けた推定です。
- ②橙色の丸:設定>商品マスタに入れた額×売れた数の見積りです。
丸の無い列は実際の金額です。

[費率]という列が2つあり、どちらもマイナスです
費用の割合なので、マイナスで出ます(経費内訳の[経費率]と同じ向き)。
- ①販売促進費率=(手数料+セール+販促費+広告費)÷売価計
- ②荷造運賃包装費率=(収入+FBA配送+納品・保管)÷売価計

棚卸
[1個あたりの原価]が設定>商品マスタの原価と違います
棚卸日の時点の原価(税込)を使うためです。棚卸日より後に原価を変えた商品は、商品マスタ(いまの原価)と違って見えます。
- [在庫が売り切れてから]で切り替えを待っている原価は、その原価を入れた日より後の棚卸日では、新しい原価で数えます。
- 考え方は最終仕入原価法です。平均の原価や先入先出法ではありません。

原価計と売価計の列があります。申告にはどれを使いますか?
申告に使うのは[原価計(税込)]か[原価計(税抜)]の、どちらか1列だけです。
- 税込経理の方は[原価計(税込)]
- 税抜経理の方は[原価計(税抜)]
[売価単価][売価計]は経営の参考です。申告には使いません(売価で評価できるのは、届出をした売価還元法だけです)。

[自社在庫]には何を入れますか
自社倉庫にあって、まだ納品プランに入れていない分だけを入れます。
- 納品プランに入れた分は、まだ発送していなくても①[納品中]に数えています。②[自社在庫]にも入れると二重になります。
- 数を入れて Enter を押すか、ほかの欄を押すと、自動で保存されます。表の上に「(SKU)の自社在庫を N にしました」と出ます。
- 数は棚卸日ごとです。前の棚卸日の数は引き継がないので、棚卸日ごとに入れます。
- FBAに無い商品は、[SKU・商品名で探す]にSKUを入れると、入れる行が出ます。

棚卸日に「(未取得)」と出ます
その棚卸日のFBA在庫を、まだAmazonから取れていないという表示です。①[棚卸日]の欄に「8/31(未取得)」のように出ます。
取れていない間は、②の行が「FBA在庫 まだ取れていません」になります(写真は取れたあとの状態で、取った日時が出ています)。
棚卸日の2日後以降にアプリを開くと、自動で取れます([全てを最新に更新]を押したときも取れます)。
取れるまで、表に出ているのは[納品中]と[自社在庫]の数だけです。
「(18か月より前)」と出る日は、Amazonに記録が残っていないので、もう取れません。

何の在庫を、いつの時点で数えていますか?
①[棚卸日]の終わり(日本時間の24時)の在庫を、次の3つを足して数えています。
- FBA倉庫の在庫([販売可能][販売不可][倉庫間]。[調整]に実際の数を入れた商品はその数):その日にパソコンを開いていなくても、後日に同じ数が出ます
- [納品中]:棚卸日の終わりにいちばん近い時点の数。何時の数かは、②の行に「納品中 …の在庫」と出ます
- [自社在庫]:自分で入れた数
②の行に「納品中 記録なし」と出る日は、納品中の数が残っていないので、[納品中]に数が入りません。
毎月の棚卸日とは別の日で棚卸したいときは、[別の日で棚卸する]で日を足せます(18か月前までの日を選べます)。

決算日が終わる時刻(夜中の0時)に、何か操作する必要がありますか?
FBA在庫については要りません。
棚卸日は、設定>会計設定 の[決算日]の日付で毎月自動で決まります。その日の終わりのFBA在庫は、2日後以降にアプリを開くと自動で取れます([全てを最新に更新]を押したときも取れます)。数日あとに開いても同じ数が出ます。
自社倉庫に在庫がある場合は、棚卸日の数を数えておき、あとで[自社在庫]に入れます。
設定で変わるところ
設定>会計設定 を変えると、会計タブの画面がどう変わるかをまとめました。
会計の設定はどこにありますか?
設定>会計設定 です。次の見出しに分かれています。
- [会計ソフト]
- [会計の単位と入れ方]
- [決算]
- [freee 会計への書き出し](選んだソフトによって名前が変わります)
- [Amazonの会計データ]
- [Excel版ちゃちゃトラから移す]
選ぶと自動で保存され、その行に「✓ 保存しました」と出ます。文字を入れる欄は、欄から離れたときに保存されます。
勘定科目の表だけは、はじめて使うとき、直すところが無ければ表の上の[この内容で決める]を押します。
写真は、[会計ソフトへの入れ方]を[入金ごとに分けて]にした状態です(はじめは[月に1回まとめて]です)。

口座の入金明細と1対1で合わせたい
[会計ソフトへの入れ方]を[入金ごとに分けて]にします(この行は、[会計の単位]が[月ごと]のときだけ出ます)。
- [会計ソフト入力]のカードが、入金の回数だけ並びます。
- 書き出すCSVも、入金1回ごとに分かれます。
カードの数字は、1か月分の7項目を入金額の割合で分けたものです。「入金1」のカードの売上が、実際に入金1で払われた売上とは限りません。
Amazonの締めで確定した額で見たい
[会計の単位]を[締め期間ごと]にします。締め期間は、Amazonの入金のサイクルの区切りです。
- [経費内訳]の列が、暦の月からAmazonの締め期間ごとに変わります。
- [会計ソフト入力]が締め期間の一覧になり、締め期間ごとに会計ソフトへ書き出せます。
- [経費内訳]の在庫の3行(在庫数・原価在庫額・売価在庫額)が出なくなります。
- [クレジットカード決済分]が「—」になり、入力できなくなります。利益を見るときは[月ごと]に戻して見ます。
切り替えても、取り込んだ取引や入力した値は消えません。
freee以外の会計ソフトを使っています
[使っている会計ソフト]で、弥生・マネーフォワード クラウドを選べます。選ぶと、次が入れ替わります。
- 会計タブの書き出しのボタンの名前と、インポート手順のボタン
- 設定>会計設定 の勘定科目・税区分の表(見出しが[弥生への書き出し]などになります)
弥生・マネーフォワードは「試験版」です。公式の仕様に沿って作っていますが、実際にインポートできるかは、まだ確かめていません。
はじめは1か月分([締め期間ごと]なら締め期間1つ分)だけ書き出してインポートし、会計ソフトの金額が会計ソフト入力の数字と合っているか確かめてください。
うまくいかないとき
「入金額と各項目の合計が …円 合いません」と出る
経費内訳の表の上に「⚠ アプリがまだ仕分けできない取引が N件(合計 …円)あります」と出る
Amazonから届いた取引の区分のうち、アプリがまだ仕分けできないもの。金額は[調整金]にまとめて入れてあるので、合計も営業利益も合っている
自分で直すものは無い
仕分けできない取引がある月は、会計ソフトへ書き出せない。書き出したいときはご連絡ください
どの区分かは、その ⚠ の行にカーソルを合わせると、月と金額つきで出る
列の見出しがうすい色の月がある
Excel版ちゃちゃトラから移した月。アプリでは計算し直さないので、[クレジットカード決済分]も値の表示だけで直せない
その月の取引がAmazonから入れば、自動でアプリの値に切り替わる
取引を入れるには、設定>会計設定 の[Excel版ちゃちゃトラから移す]にある[Amazonから過去2年分の会計データをもう一度取得する]を押す。2年より前の月は取れないので、Excel版の値のまま
商品月間売上で[原価]が「情報なし」の行がある
その商品に原価を入れていない。原価計・粗利・粗利率・原価率・営業利益・利益率は空欄になる(原価を0円として計算しない)
設定>商品マスタ で、その商品の原価を入れる
入れるまでは、合計行の粗利率が高め・原価率が低めに出る(原価の無い商品も、売上だけは合計に入るため)












